ハセット米CEA委員長が退任へ トランプ氏が表明

2019/6/3 11:32
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【ワシントン=河浪武史】トランプ米大統領は2日、米大統領経済諮問委員会(CEA)のハセット委員長が近く退任すると明らかにした。CEA委員長はマクロ経済政策の助言役で、年3%の経済成長を目指すトランプ政権を理論面で補完する役割を担っていた。後任人事はトランプ氏の訪欧が終わる7日以降に決定する。

近く退任するケビン・ハセットCEA委員長=ロイター

トランプ氏は2日、ツイッター上で「極めて優れた業績を残したケビン・ハセット氏が近く退任する。ケビンは真の友人で、感謝している」と明らかにした。退任理由などは明らかにしていない。後任人事は「米国に戻り次第、発表する」(トランプ氏)としている。

ハセット氏は税制の専門家で、17年9月に保守系シンクタンクから政権入りした。17年末に決定した大型減税を立案した1人で、税率の引き下げによって経済成長と税収確保が両立できるとする「ラッファー理論」を重視することで知られてきた。

CEAは税制や財政などマクロ経済政策を大統領に助言する役割を担い、歴代委員長には後の米連邦準備理事会(FRB)議長となったグリーンスパン氏やイエレン氏らがいる。トランプ政権は大型減税後のマクロ経済政策を模索しており、ハセット氏の後任人事にも注目が集まる。

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