2019年9月20日(金)

外国人の中国株売り最大 5月、ファーウェイ禁輸などで

2019/6/3 9:44
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【香港=木原雄士】外国人投資家による中国株売りが加速している。香港取引所を通じた中国株投資は5月に537億元(約8400億円)の売り越しとなり、過去最大の売越額を記録した。米国の対中関税引き上げや華為技術(ファーウェイ)への事実上の禁輸措置を受け、中国株を手放す動きが広がった。香港のハンセン指数も5月に9.4%下げた。

監視カメラ大手ハイクビジョンの株価も大きく下げた=ロイター

外国人投資家は相互取引の枠組みを使って香港経由で中国本土(上海と深圳)の上場株式に投資できる。1~3月は中国景気の底入れや中国株の世界的な株価指数への組み入れ比率拡大への期待から、1200億元超の買い越しを記録していた。

その後、4月と5月に6割が流出した計算になる。5月の売越額は中国から資金流出が加速し「チャイナ・ショック」と呼ばれた2015年7月を上回った。

上海総合指数は5月に5.8%下げた。昨年末比ではまだプラス圏だが、今年の高値からは1割超下げた。ファーウェイのサプライヤーや、米国が制裁を検討していると報じられた監視カメラ大手、杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)などの株が売られた。

中国や世界経済の影響を受けやすい香港株も売りが広がった。ファーウェイへの依存度が高い光学部品メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)は5月に30%、豚肉加工の万州国際は24%下げた。

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