2019年8月24日(土)

「長男ひきこもり、家庭内暴力も」 逮捕の元農水次官

2019/6/2 13:21 (2019/6/2 19:58更新)
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東京都練馬区の住宅で長男(44)が元農林水産事務次官の父親に刃物で刺され死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された熊沢英昭容疑者(76)が長男について「ひきこもりがちで家庭内暴力もあった」と供述していることが2日、捜査関係者への取材で分かった。長男は定職についておらず、警視庁練馬署は家庭内のトラブルが背景にあったとみて調べている。

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元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者=共同

元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者=共同

熊沢容疑者は1日午後に自ら「息子を刺した」と110番し、殺人未遂容疑で駆けつけた練馬署員に現行犯逮捕された。長男の英一郎さんが1階の和室の布団の上で血を流してあおむけに倒れており、胸など上半身を中心に複数の刺し傷があった。その後搬送先の病院で死亡が確認された。

同署によると、事件が起きた1日、英一郎さんは自宅で「近所の小学校の音がうるさい」と腹を立てていたという。

熊沢容疑者は手にけがをしており、同署は長男を刺した際に自らも負傷したとみている。練馬署は容疑を殺人に切り替えて捜査している。熊沢容疑者は英一郎さんと妻の3人暮らしとみられ、同署員が駆けつけたときに妻は不在だった。

近所に住む70代男性は、熊沢容疑者について「要職を務めた人として近所では一目置かれる人。パトカーに乗せられる姿を見て驚いた」と話す。妻と一緒に自宅に出入りする姿をよく見かけたが「息子さんが一緒に住んでいるなんて知らなかった」という。

別の男性は「息子のことは聞いたことがない。よく夫婦でウオーキングしていて、すれ違うとあいさつはしたが、家庭の事情はよくわからない」と語った。

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