「安全と思っていたのに」 シーサイドライン逆走事故
一夜明けた新杉田駅、利用客ら「運行再開いつ」

2019/6/2 11:58
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「金沢シーサイドライン」の新杉田駅で逆走する事故を起こし、原因調査が続く車両(2日午前10時32分、横浜市磯子区)=共同

「金沢シーサイドライン」の新杉田駅で逆走する事故を起こし、原因調査が続く車両(2日午前10時32分、横浜市磯子区)=共同

横浜市の新交通システム「シーサイドライン」の車両が逆走し、14人が負傷した事故から一夜明けた2日朝、事故の発生した新杉田駅(横浜市磯子区)では駅員が市営バスなどの振り替え乗車券の配布や乗客への応対に追われた。駅を訪れた多くの利用客は「いつ運行を再開できるのか」と駅員に今後の見通しを尋ね、振り替え輸送用のバスに乗り込むために列を作った。

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新杉田駅では朝から改札の入り口がシャッターで閉ざされ、駅員が「昨日発生した事故の影響により現在全線で運転を見合わせています」と繰り返し呼びかけた。

隣接するバスロータリーからは振り替え輸送用のバスが出発し、次々に利用者が乗り込んだ。バスを運行する横浜市営バスの担当者は「各営業所から空いているバスを集めている状況」と話した。

ロータリーでバスを待っていた横浜市港南区の主婦(40)は息子(8)と毎週末、シーサイドラインで親族の家を訪れているという。事故による運休に「とても不便。無人運行は人による運転よりも安全と思っていたので驚いた」と話す。

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 新杉田駅の近くに住む高瀬秀浩さん(60)はシーサイドラインの産業振興センター駅の工場で働いているという。通勤にはこの路線を毎日利用しているため再開の見通しなどが気になり、新杉田駅を訪れた。

駅員から振り替え輸送のバスがあると聞き、ひとまずほっとした表情を浮かべながらも「こうした事故が起こると、運行の再開後もまた事故が起きるのではと不安になってしまう」と語った。

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