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ユーグレナ、ミドリムシ燃料で公道走行 世界初

ミドリムシ燃料の乗用車が初めて公道を走行した(1日、福岡市)

バイオベンチャーのユーグレナは1日、藻の一種「ミドリムシ」由来のバイオ燃料を使った乗用車の公道走行を世界で初めて実施した。ミドリムシから絞った油と廃食油からバイオディーゼル燃料を精製。ユーグレナは世界的な二酸化炭素(CO2)の排出削減の動きを背景に、バイオ燃料の量産体制を整え、航空機向けと併せて普及を進めたい考えだ。

1日、福岡市内で開かれた20カ国・地域(G20)関係閣僚会合の関連イベント。イベントに参加した片山さつき地方創生相の移動車として、バイオ燃料の乗用車が同市内の約3キロメートルを走り抜けた。

ユーグレナの出雲充社長は「ミドリムシを原料としたバイオディーゼル燃料の世界初の公道走行だ」とコメント。2020年には航空機向けでバイオ燃料による有償飛行の実現を目指しており、「引き続きまい進していく」と意気込みを語った。

自動車用の燃料を巡っては、米国では22年までに約20%、欧州では20年までに約10%をバイオ燃料に切り替える目標を掲げる。一方で、日本の導入目標は22年段階で数%程度にとどまる。

ユーグレナは18年11月に、ミドリムシから年間125キロリットルのバイオ燃料を精製する実証プラントを竣工した。25年までに商業プラントを設けて生産能力を2千倍に高め、コスト削減を進める考えで、自動車向けの燃料供給事業を航空向けと並ぶ収益源に育てたい考えだ。

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