書斎のゴルフ

フォローする

大型ヘッドドライバーの効率よい飛ばし方(下)

(1/2ページ)
2019/6/24 6:30
共有
印刷
その他
 体幹トレーニングとゴルフレッスンの融合を目指す「TAIKANZ GOLF」。計測器のデータとビデオの映像で自分のスイングを客観的に知ることができるゴルフスタジオだ。そこの若手実力派インストラクターである南田陽平プロは、クラブの進化に適応した最新のスイング理論に精通しており、米国トッププロのスイング解析にも余念がない。そんなプロにどうしたら飛ばせるようになるのかを聞くと、今時のデカヘッドドライバーならではの効率のよい飛ばし方があるという。それはいったいどのようなものなのか、話を聞き、やってみた!(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.42」から)

(5)インパクトからフォロースイング

南田 最後にインパクトからフォロースイングに関してお話ししましょう。まず、お話ししたいのが力はインパクトで100%使い切りましょう。インパクトからフォローにかけてはクラブが惰性で動いていくイメージです。よくフォローでヘッドを加速させ、左耳でビュッと風切り音を聞けと言いますが、それを意識すると手でフォロースイングをしてしまい、頭がそれにつられて突っ込み、結果としてインパクトでのヘッドスピードが落ちてしまいます。

──まさに私のスイングです。

南田 そうですね(笑)。これを矯正する素振りドリルとしては、インパクトで右手グリップを離し、左手だけでフォロースルーを行う、というものがあります。インパクトで離した右手は手のひらが返って真下を向いていなければなりません。また、頭の位置もインパクト時の位置をキープしています。このドリルはクラブが手から離れて飛んで行ってしまうことがあるので十分注意しながら行ってください。

ダウンスイングし、インパクトの瞬間に右手をクラブから離す。右手が地面を向いていれば、頭は残り、クラブだけが大きく振り出される

ダウンスイングし、インパクトの瞬間に右手をクラブから離す。右手が地面を向いていれば、頭は残り、クラブだけが大きく振り出される

 教えてもらったドリルを行ってみる。今までのレッスンを思い出しながら普通の素振りを3回行ってから、4回目にインパクトで右手を離してみた。そうすると右手は体の正面では止まらず、左方向に振られてしまう。頭も右手につられて左に突っ込んでしまう。なかなかうまくいかず10回目くらいでようやく右手が体の正面に残るようになり、同時に頭も突っ込まなくなった。

──このドリルはやる前は簡単そうに思えましたが、やってみると意外と難しいです。

南田 インパクトまでに力を100%使い切っていない証拠です。どうしても右手が強くてフォロースルーでも右手でスイングしています。そのため、右肩が前に振られて、上体が起き上がり、連動して頭も突っ込んでしまっていたわけです。右手が体の正面に残るようになると、フォロースルーで前傾もキープできますし、頭もインパクトの位置に残ります。ダウンスイングのところで行った「床反力の活用」のためには、フォロースルーにかけて前傾を維持したまま左膝を伸ばしていくことを思い出してください。このドリルを行うことで、スエーや上体の起き上がりがなくなり「床反力の活用」による動作も行うことができるようになります。最後に一連の動作を続けて実際にボールを打ってみましょう。

 ブースに立ち、今まで教わった項目を順番に頭の中で復唱しながらアドレスを行う。慎重にテークバックを行い、切り返し、ダウンスイングで沈み込み、インパクトで左膝を伸ばす。1球目は、バックスイングと切り返しはうまくできたが、沈み込みと左膝の伸び上がりのタイミングが合わず大ダフりだった。やはり「床反力」は難しい。何度か素振りを行ったあとに2球目を打つ。今度は沈み込みと伸び上がりのアクションを小さめで行う。ボールがヘッドの先っぽに当たって前に飛んだ。ヘッドスピードは40メートル毎秒だった。3球目は41メートル毎秒、4球目は42メートル毎秒と徐々にヘッドスピードが上がり、10球目には43メートル毎秒に到達した。そこから先のヘッドスピードは頭打ちになり、20球打った平均は42メートル毎秒だった。レッスンを受ける前は平均38メートル毎秒だったので、明らかにヘッドスピードは上がっていた。ただし、ミート率は1.35から1.28に下がっていた。
  • 1
  • 2
  • 次へ
共有
印刷
その他

ゴルフのコラム

スコアアップヘ

電子版トップスポーツトップ

書斎のゴルフ 一覧

フォローする

 1930年に28歳の若さで全米・全英オープン、全米・全英アマを制し、史上初めて年間グランドスラムを達成し、引退したボビー・ジョーンズ。球聖と呼ばれた彼は34年にマスターズ・トーナメントを創設した。筆 …続き (11/12)

 1930年に28歳の若さで全米・全英オープン、全米・全英アマを制し、史上初めて年間グランドスラムを達成し、引退したボビー・ジョーンズ。球聖と呼ばれた彼は34年にマスターズ・トーナメントを創設した。筆 …続き (11/9)

 1930年に28歳の若さで全米・全英オープン、全米・全英アマを制し、史上初めて年間グランドスラムを達成し、引退したボビー・ジョーンズ。球聖と呼ばれた彼は34年にマスターズ・トーナメントを創設した。筆 …続き (11/5)

ハイライト・スポーツ

会員権相場情報

[PR]