2019年8月25日(日)

書斎のゴルフ

フォローする

大型ヘッドドライバーの効率よい飛ばし方(上)

(1/3ページ)
2019/6/17 6:30
保存
共有
印刷
その他

 体幹トレーニングとゴルフレッスンの融合を目指す「TAIKANZ GOLF」。計測器のデータとビデオの映像で自分のスイングを客観的に知ることができるゴルフスタジオだ。そこの若手実力派インストラクターである南田陽平プロは、クラブの進化に適応した最新のスイング理論に精通しており、米国トッププロのスイング解析にも余念がない。そんなプロにどうしたら飛ばせるようになるのかを聞くと、今時のデカヘッドドライバーならではの効率のよい飛ばし方があるという。それはいったいどのようなものなのか、話を聞き、やってみた!(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.42」から)

南田陽平プロはヘッドスピード向上のキーワードとして「クラブの性能を最大限に引き出す」ことと「床反力の活用」を挙げる

南田陽平プロはヘッドスピード向上のキーワードとして「クラブの性能を最大限に引き出す」ことと「床反力の活用」を挙げる

 何とか飛距離では同級生に負けたくないと日々練習に励んではいるが、一向に飛距離が伸びない。それどころか最近は飛距離が徐々に落ちてきている。年齢のせいもあると思うが、飛ばしたい一心でいろいろと試行錯誤を繰り返した結果、それが裏目に出てしまったようだ。自分ではどこが悪いのかまったく判断がつかないので、TAIKANZ GOLFの南田陽平プロに教えを乞うことにした。

──早速ですが、スイングを見てほしいのです。飛距離を伸ばしたいと頑張って練習したら、逆に飛距離が落ちてしまいました。

南田 一言で飛距離を伸ばすといっても様々な要素が考えられます。筋力や柔軟性などフィジカル面の強化も必要ですし、スイングに関してもヘッドスピード・ミート率・打ち出し角度・スピン量などを改善する必要があります。最近の若手プロが飛距離を伸ばしているのは、クラブの進歩もありますが、トラックマンなどの最新テクノロジーを使い、各指標の数値が適正になるようにスイングを改良しているからです。

──タイガー・ウッズの復活劇に一役買った元コーチのクリス・コモは生体力学の修士号をもっていて、その科学的知見を生かして体に負担が少ないけど全盛期の飛距離を生み出すスイングをタイガーとともに作り上げたそうです。

南田 Ground Reaction Force理論ですね。直訳すると「床反力」となります。タイガー・ウッズをはじめ、米PGAツアーの飛ばし屋はみんな「床反力」を使って飛ばしています。あとで、この件についてもご説明します。では、スイングを見せていただけますか。ドライバーで何球かボールを打ってみてください。

 何回か素振りをした後に、実際にボールを打ってみた。すぐにデータが大画面に映し出される。ヘッドスピードは37~39メートル毎秒の間で一度も40メートル毎秒を超えない。平均すると38メートル毎秒だ。今年63歳になるが、思っていたよりもヘッドスピードが落ちている。

──こんなにヘッドスピードが落ちているとは思いませんでした。がっかりです。

南田 このシミュレーターは通常より渋い数値しか出ませんから、そんなに落ち込むことはありません。シニアで40メートル毎秒を超えることはめったにありませんから。でも、伸びしろが大きいスイングなので、修正すれば42~43メートル毎秒は出るようになりますよ。今日は飛距離を伸ばす様々な項目のなかで、ヘッドスピードの向上に的を絞ってレッスンをしましょう。

──よろしくお願いします。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

ゴルフのコラム

スコアアップヘ

電子版トップスポーツトップ

書斎のゴルフ 一覧

フォローする
アプローチに悩むゴルファーに、吉本巧プロが振るだけでうまく打てる方法を伝授する

 米南フロリダ大学で特待生としてゴルフ部で活躍、日本に帰国後、インストラクターを生業とし、TVなどメディアに登場。現在は独自の理論を構築し、銀座ゴルフアカデミーの主幹として生徒をシングルハンディに導い …続き (8/21)

 デイブ・ストックトンは並外れたパット力を持ってメジャー5勝を挙げた名手。指導者としても、フィル・ミケルソンらのパット力を向上させ、マスターズ優勝などをもたらした。そんなストックトンの教えは、目から鱗 …続き (8/13)

 デイブ・ストックトンは並外れたパット力を持ってメジャー5勝を挙げた名手。指導者としても、フィル・ミケルソンらのパット力を向上させ、マスターズ優勝などをもたらした。そんなストックトンの教えは、目から鱗 …続き (8/8)

ハイライト・スポーツ

会員権相場情報

[PR]

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。