遺族年金2220万円未払い、年金機構
日本年金機構は31日、事務処理の誤りで、遺族年金の受給者1人に対して計2220万円の未払いがあったと発表した。受給者には謝罪し、既に全額を支給したという。
年金機構によると、受給者は1988年に遺族年金と厚生年金・共済年金の受給資格を取得した。厚生年金・共済年金の受給を選択したところ、遺族年金の一部についても受給資格があったにもかかわらず、担当部署のミスで遺族年金が受け取れない状態になっていた。年金機構が2019年3月、年金額の改定をする際に誤りが判明した。