小中のスマホ持参に慎重論 文科省、容認検討で初会合

2019/5/31 20:12
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小中学校への携帯電話やスマートフォンの持ち込みを原則禁止した文部科学省通知について、見直しを検討する同省の有識者会議の初会合が31日開かれ、委員からは「高価な機器で紛失が心配だ」「歩きスマホでの事故が怖い」などの慎重意見が目立った。悪質なサイトへの接続を制限するフィルタリング機能の設定義務化などのルールが必要との声も上がった。

会議は年明けをめどに議論をまとめる方針。座長に就任した森田洋司・鳴門教育大特任教授は「携帯電話は光と影の両側面があり、子どもや教育に与える影響は未整理なところが残っている」と指摘した。

スマホなどの持ち込み容認は、大阪府教育庁が昨年から検討していた。今年3月、災害時の連絡手段を確保する観点から登下校時に限って所持を認め、「校内ではかばんに入れる」などの指針を策定した。実際に許可するかどうかは各学校の判断に委ね、本年度中にルールを定めるよう求めている。

文科省通知は2009年に発出。大阪府の動きを踏まえ、柴山昌彦文科相が2月の記者会見で「見直しの検討を進めたい」と述べていた。〔共同〕

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