北陸電、関電の仮想発電所プロジェクトに参画 再エネの有効活用へ

2019/5/31 20:00
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北陸電力は31日、関西電力が主導する仮想発電所(VPP=バーチャル・パワー・プラント)の実証事業に参画したと発表した。蓄電池などの分散電源をネット経由で1つの発電所のように遠隔制御するもので、再生可能エネルギーをはじめとした電力の有効活用を目指す。アグリゲーターと呼ぶ節電仲介事業者として、将来の収益化に向けたノウハウを蓄積する。

富山市にある蓄電池や省エネ型電気給湯器「エコキュート」を備えた北陸電の社宅で実証試験を進める。アグリゲーターを束ねる関電からの指示に応じ、電力需要が多い時には社宅の蓄電池で放電を、供給が上回る時には充電する。

九州電力管内では電力を使い切れない状態となり、再生エネの事業者に発電を止めてもらう「出力制御」を要請するケースが出てきた。

北陸電の管内ではこうした事例はないが、将来的には事業者が増えて電力の供給余力が強まる可能性もある。同社は「今後も出力制御が起こらないよう、エネルギーマネジメントの技術を高めたい」と意気込む。

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