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「もうかる」より「世界を変える」研究を支援

リバネス・丸幸弘グループCEO 前編(日経STARTUP X)

台風発電、ヒト型巨大重機、個人向け遺伝子解析……。リバネス(東京・新宿)が支援するスタートアップにはユニークな面々がそろう。同社を率いる丸幸弘グループ最高経営責任者(CEO)はユーグレナの立ち上げにも参画した創業請負人だ。動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」に出演した丸CEOは、投資先を選ぶ基準は「もうかる」ことよりも「世界を変える研究である」ことという信条を熱く語った。

リバネスは2001年に理工系大学院生15人で創業。若者の「理科離れ」を食い止めようと科学実験の出前教室を事業化した。その後、モノづくり分野を中心とする研究開発型スタートアップの支援に着手。独自の審査会を開き、試作のための町工場ネットワークを構築し、長期スパンで資金を供給する「リアルテックファンド」を立ち上げた。丸CEOの支援スタンスは、資金回収のための投資というよりも、資金も技術も知恵もスタートアップに投じて事業に参加する、という感覚だ。だから「ビジョンが一致しないと支援はしない」という。丸CEOの最初の支援先が、ミドリムシを手掛けるバイオベンチャーで12年に東証マザーズに上場したユーグレナだった。

現在の支援先のように、社会的課題を解決し、世界を変える研究開発は事業化に時間がかかる。だが「時間がかかろうが、必要とされるなら自分の人生を懸けるのが研究者の魂」だと丸CEOは指摘。リバネスはこうした研究者やスタートアップに必要とされる存在でありたいと語った。

(2019年5月15日収録)

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