2019年7月22日(月)

アマゾン、スプリント傘下のプリペイド携帯買収に関心

ネット・IT
北米
2019/5/31 9:38
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【ニューヨーク=大島有美子】ロイター通信は30日、米アマゾン・ドット・コムが米携帯4位スプリント傘下のプリペイド携帯電話事業「ブースト・モバイル」の買収に関心を示していると報じた。同事業はスプリントがTモバイルとの合併に向け、売却を計画している。アマゾンによる事業買収が実現すれば、合併に向けたハードルを1つ越えることになる。

プリペイド携帯事業の買収に関心を示しているという(19年1月、フランス)=ロイター

プリペイド携帯事業の買収に関心を示しているという(19年1月、フランス)=ロイター

報道によると、アマゾンはTモバイルの無線通信網を6年以上使えるよう、回線の卸売り事業も含めた取得を検討している。アマゾンは電波帯の買収にも関心を示しているという。ロイターは28日にも複数の買い手がブーストの買収を模索しており、売却額が最大で30億ドル(約3300億円)になる可能性があると報じていた。大型の買収案件となりそうだ。

スプリントはソフトバンクグループ傘下で、米携帯3位のTモバイルとの合併を目指している。米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長は20日に2社の合併を承認する意向を表明した。ただ合併にはFCCだけでなく司法省の判断も必要となる。

司法省は反トラスト法(日本の独占禁止法)の観点から、合併を問題視している。両社は事業の切り離しを含めた統合計画を立てており、その1つがブーストの分離だ。プリペイド方式の携帯電話は低所得者層の利用者が多く、合併に伴い市場競争が妨げられることが問題視されていた。FCCのパイ委員長は切り離しにより「市場の競争は確保される」と評価していた。

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