甘エビ・ウニを新幹線輸送、JR東系が実験

2019/5/30 19:53
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JR東日本スタートアップ(東京・新宿)は6月から、新幹線を使った鮮魚輸送の実証実験を始める。佐渡沖などで朝に水揚げした海産物を高速船と新幹線を使って東京に輸送し、品川駅構内の鮮魚店で販売する。これまで朝に収穫した野菜を新幹線で首都圏に運んで販売したことはあったが、海産物は初めて。

実証実験は水産物の卸・小売りを手掛けるフーディソン(東京・中央)と連携し、6月11日から6回実施する。佐渡産の甘エビは上越新幹線、岩手県宮古市産の生ウニは東北新幹線で輸送する。発泡スチロールに海産物を入れ、車内販売の待機スペースに保管する。1回当たりの輸送量は甘エビが最大15キログラム、塩水加工した生ウニの瓶が最大64本。

東京駅に到着した鮮魚はトラックで品川駅に運び、駅構内の鮮魚店「sakana bacca エキュート品川店」で販売する。購入希望者はJR東日本のサイト「ネットでエキナカ」で事前予約することも可能。海産物は水揚げした日の午後4時ごろに店に到着する予定だ。

価格は甘エビが200グラム前後で1600円の見通し。ウニは1瓶3600円。JR東日本スタートアップは「鮮度落ちが早く、産地でしか流通できなかった海産物も首都圏で販売できる」としている。実証実験を通じて課題などを洗い出し、新幹線を使った物流サービスの実用化を目指す。

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