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ヤマハ、インドで楽器生産 輸出拠点にも位置づけ

ヤマハが発表した現地生産のキーボード(30日、ムンバイ)

【ムンバイ=早川麗】ヤマハは30日、インドで現地生産した楽器を近く売り出すと発表した。中間層の拡大するインドを中国に次ぐ成長市場に据え、現地工場で地元の消費者に合う製品を作り販売を伸ばす。米中摩擦が激しくなるなか、インド工場を輸出拠点と位置づける狙いもあり、年内に世界へ輸出を始める。

インド製の第1弾としてキーボードを発売する。インドの打楽器「タブラ」や弦楽器「シタール」などの音色を搭載し、同国の独特な音楽を演奏できる「インド専用モデル」とする。現地ニーズを取り込み電子楽器の品ぞろえを増やす。販売店は100万人規模の都市を中心に3年で1600カ所と2倍に増やす。3年後にインドでの売上高を60億円程度と現在より5割増やす目標だ。

南部チェンナイの工場は2017年に着工し、4月に本格生産を始めた。投資額は約50億円で約250人が働く。同社は日本、中国、インドネシアなどに工場を持ち、インドは12カ所目となる。

同社インド法人の芳賀崇司社長は日本経済新聞の取材に対し「中国は賃金が上がっているうえ、貿易摩擦を含めてリスクがあり、他の輸出拠点を考えていた」と述べ、インド工場は輸出拠点としても期待する。

同社の19年3月期の連結売上高(4374億円)のうち、海外は7割を占める。日本が縮小するなか北米や中国など海外を開拓し、営業利益は15%増と好調だった。13億人の人口を抱えるインド市場は今後伸びるとみている。

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