モンゴル議長「新空港を20年に運航」

アジアの未来
2019/5/30 18:08
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モンゴル国民大会議(国会)のゴンボジャヴ・ザンダンシャタル議長は30日、都内で日本経済新聞のインタビューに応じた。新ウランバートル国際空港について「遅くとも2020年5月までに運航を始める」と明らかにし「近い将来、旅客数を現在の2倍の100万人に増やす」と話した。

インタビューに答えるモンゴルのゴンボジャヴ・ザンダンシャタル国民大会議議長(30日、東京都千代田区)

インタビューに答えるモンゴルのゴンボジャヴ・ザンダンシャタル国民大会議議長(30日、東京都千代田区)

新空港は日本の円借款を受けて、三菱商事千代田化工建設が建設している。今年7月に開港式を開く。ザンダンシャタル氏は「国際的なハブ空港に育てたい」と抱負を語った。

激しさを増す米中貿易戦争については「貿易戦争では勝者はいない」との見方を示し、両国に自制を促した。中国の広域経済圏構想「一帯一路」についてはインフラ開発に役立つとして歓迎する考えだ。

モンゴルは鉱業や農業などの1次産業が中心。同氏は「先端技術を活用して、付加価値が高い農産品のアジア輸出を拡大したい」と述べた。デジタル技術を活用することで、産業の高度化を進めて競争力を高める。

海外輸出の大半を銅や石炭など鉱物資源が占めている。14年以降、資源価格が下落すると、13年まで2桁だった経済成長率は16年に1.1%台にまで急減速した。

近年は電気自動車の電池需要として、リチウムへの関心が高まっている。新たな開発について「日本企業は先進技術を保有しており、協力をよびかけている」と明らかにした。

農業については国内消費向けが中心だったが、輸出の拡大に注力する。中間層が拡大する中国などで付加価値の高いオーガニック食品の需要が高まっているという。

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