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吉利がFCVを開発 第1弾はバス

吉利が発表した燃料電池車のバス

【北京=多部田俊輔】中国民営自動車大手の浙江吉利控股集団は、水素を燃料に使う燃料電池車(FCV)のバスを開発した。吉利として初めてのFCVという。4月にトヨタ自動車が北京汽車集団とFCV分野で提携したばかり。中国政府は電気自動車(EV)やFCVなど新エネルギー車の普及を進めており、吉利はFCVで先行したい考えだ。

吉利の新エネルギー車の商用車ブランド「遠程汽車」のFCV「F12」を開発し、中国国内で受注活動を始めた。10分間の燃料補給で500キロを走行できるという。遠隔からの常時監視や故障診断などのサービスも提供する。

吉利はFCVの保守点検や部品交換などのサービスだけでなく、バスの車両管理や車両購入向けの金融サービスなども提供する。バスの生産拠点は四川省と山西省で、北部と南部の双方の顧客に迅速に対応する。

中国政府は2020年にFCV5千~1万台の普及と水素ステーション100カ所の設置を目指している。遠程汽車はエンジニア1000人を抱えており、地方の国有企業が多いバス運営会社などと連携してFCVバスの受注拡大をねらう。

吉利の18年の販売台数は215万台。中国の新エネ車販売台数で上位5社に入るほか、新エネ車に特化したライドシェア(相乗り)サービスも展開する。3月には独ダイムラー傘下の高級小型車ブランド「スマート」に折半出資し、22年にEVを発売することでダイムラーと合意した。

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