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バングラデシュ首相「2041年に先進国入り目指す」

バングラデシュのハシナ首相は30日、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)で講演し、同国の経済について「2021年に中所得国入り、41年に先進国入りを目指したい」と述べた。今後、さらなる経済成長に向け外資誘致を強化していく考えを示した。現在、設置を進めている100の経済特区について「日本向けにも専用の区画を設けている」と日本の投資にも期待をにじませた。

18年度のバングラの1人当たり国内総生産(GDP)は約1675ドル(約18万円)。ハシナ氏は過去10年の経済成長率が平均6%以上だったと強調した。「洪水、サイクロン、飢餓の国というシナリオは(与党)アワミ連盟が政権を取って以来、大きく変わった」として、政府による経済発展ための中期、長期の計画が奏功したと語った。

そのうえで、若年層を中心に1億6千万人の人口を抱えているとして、旺盛な内需が期待できると指摘した。縫製などに加え、IT(情報技術)産業の普及政策が、雇用の拡大と所得格差の縮小につながっていると語った。

バングラ南東部のコックスバザールには17年夏以降、隣国ミャンマーで迫害を受けたイスラム系少数民族ロヒンギャが難民となって流入し滞在する。ハシナ氏は「この危機がエスカレートして混乱につながらないように手を打った」と話し「我々は対話を奨励している」と早期の解決を呼びかけた。

米国などを中心に保護主義的な動きが強まっていることに対しては「手ごわい課題が出る中、強く合理的で責任あるリーダーシップとパートナーシップで打ち勝っていける」と言及した。「多国間主義を強化すべく努力することが富をもたらす」と強調した。

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アジアの未来

日本経済新聞社は5月26、27日の両日、「分断された世界をつなぐ、アジアの新たな役割」をテーマに第27回国際交流会議「アジアの未来」を都内で開催します。会場参加に加え、オンラインでの聴講も可能です。

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