メキシコ中銀、成長率見通しを引き下げ 0.8~1.8%に

2019/5/30 3:18
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【メキシコシティ=丸山修一】メキシコ銀行(中央銀行)は29日、2019年の実質経済成長率の見通しを0.8~1.8%に引き下げた。従来は1.1~2.1%だった。1~3月期の実績が予想を下回ったことや、米国を中心に世界的に経済成長が弱含んでいるためとしている。予想中央値の1.3%でみると、13年(1.6%)以来の低成長になりそうだ。

ロペスオブラドール大統領=ロイター

メキシコ経済は、左派のロペスオブラドール氏が18年7月の大統領選に勝利してから、大きな混乱が生じている。建設中だったメキシコシティ新空港のプロジェクトを中止したほか、外国投資を呼び込んできた石油鉱区入札も無期延期した。外国からの投資は大幅に減少を続け、雇用や消費にも影響が出ている。格付けの引き下げ懸念もある。

24日発表の1~3月期の実質国内総生産(GDP)の季節調整済み確定値は前期(18年10~12月期)比で0.2%のマイナスだった。前期比でマイナス成長となるのは18年4~6月期以来だ。石油産業の低迷が続いているほか、金融・サービス業も停滞している状況で、新政権の経済のかじ取りへの疑問や批判が高まっている。

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