/

レオパレス深山氏、法令順守「実効性に至らない点も」

再発防止策を説明するレオパレス21の次期社長に決まった宮尾常務(左)と退任する深山社長(29日、東京都中野区)

レオパレス21は29日、退任が決まった深山英世社長と30日付で新社長となる宮尾文也取締役が東京都内で記者会見した。アパートの施工不良問題に関する外部調査委員会による最終報告書の公表を受け、深山氏は法令順守の体制作りで「実効性に至らない点があった」と話した。主なやりとりは以下の通り。

――外部調査委員会の報告書ではワンマンな企業風土が残っているとの指摘があった。

深山氏「リーマン・ショック後、業績回復のため体制をトップダウンからボトムアップにしようと言ってきたが、結果的に浸透していなかった。コンプライアンスで全従業員に意識を持ってもらうのは言葉だけでは難しい。実効性に至らない点があった」

――社内取締役8人のうち7人を退任させる判断に至った理由は。

宮尾氏「経営責任もあるが、企業風土の改革には経営体制を刷新するのが一番必要ではないかという判断だ」

――深山氏が相談役になると影響力は残るのでは。取締役への復帰の可能性は。

宮尾氏「深山氏は長く取締役を務め、賃貸事業部で数多くの企業との契約を進めてきた。その知見をもらいたいと思っており、相談役や顧問に就任してもらう。非常勤でオーナーや企業への説明に同行をお願いしようと思っている。(取締役への)復帰は考えていない」

――どのように企業風土を変えていくのか。

宮尾氏「賃貸住宅の建築や入居者への住まいの提供について、しっかり顧客目線に立って事業を進めたい。(その上で)従業員との対話を重視する。経営層だけで動くのでは(風土を変えるのは)無理。従業員と意見が異なるのは良いと思うが、最終的に同じ目線に立っていく」

――問題の収束はいつになるのか。

宮尾氏「国土交通省からも一定の期限(今夏と10月)を示されているので、そこを目標に全力で取り組む。今期は問題を解決し、会社全体ですべての物件を補修できる形にしていく。また再発防止策を速やかに実行し、オーナーや入居者、株主などの信頼を回復していきたい」

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン