フロン回収目標「前倒し」 環境相が表明

2019/5/29 17:48
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原田義昭環境相は29日、冷蔵庫などの冷媒に使う温暖化ガスの代替フロンについて、回収率7割の目標を達成する時期をこれまでの2030年から、20年代に前倒しする考えを表明した。同日に改正フロン排出抑制法が成立し、不法廃棄対策を進めて大気への流出を防ぐ。6月下旬に開く20カ国・地域(G20)首脳会議を前に、日本の温暖化対策をアピールする。

代替フロンは二酸化炭素(CO2)と比べ最大1万倍もの温暖化効果がある。機器の廃棄時に漏れ出るなどの例が多く、回収率は4割弱にとどまっている。

原田環境相は「回収率を20年で50%、30年で70%という目標を前倒しで達成する」と話した。

同日成立した改正法では、不法廃棄を一度でもした業者などは、厳しく取り締まれるよう罰則を強化した。

原田環境相は代替フロンを使わないアンモニアなど「グリーン冷媒」の開発も進める考えも明らかにした。

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