2019年8月23日(金)

米長期金利が1年8カ月ぶり低水準、NY株は237ドル安

トランプ政権
貿易摩擦
2019/5/29 5:32
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米株式市場では売りが先行し、米ダウ工業株30種平均は先週末より237ドル下落した(写真はニューヨーク証券取引所)

米株式市場では売りが先行し、米ダウ工業株30種平均は先週末より237ドル下落した(写真はニューヨーク証券取引所)

【ニューヨーク=後藤達也】米長期金利の低下が続いている。28日の債券市場で米10年物国債の利回りは2.26%と2017年9月以来、1年8カ月ぶりの低さに低下(価格は上昇)した。米中貿易戦争が世界経済に悪影響を与えるとの懸念が強く、安全資産である米国債を買う動きが続いている。米株式市場では売りが先行し、米ダウ工業株30種平均は先週末より237ドル安い2万5347ドルに下落した。

トランプ米大統領は27日、訪問先の日本で「中国は合意したがっているが、私たちはその用意がない」と述べた。中国も歩み寄る姿勢は見せておらず、市場では米中戦争が長期化するとの見方が増えている。23日に発表された5月の米製造業の景況感指数も大きく悪化しており、米景気の先行きにも警戒感が出始めている。

長期金利が短期金利を下回る「逆イールド」という状態も一段と進んでいる。米モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は「貿易交渉の結果にかかわらず、米景気減速や景気後退のリスクが起こり始めている」と指摘する。市場では米連邦準備理事会(FRB)が年内に1~2回利下げするとの観測も強まっている。

米株式市場では、長期金利の低下で利ざやが縮小するとの観測から、ゴールドマン・サックスなど金融株が大きく値を下げた。

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