「まだ負けていない」 原告、悔しさ隠しきれず

2019/5/28 19:23
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「まだ負けたわけではない」。旧優生保護法を巡る訴訟の判決を受け、原告と弁護団が28日に開いた記者会見。損害賠償請求を棄却するという判決に、原告らは悔しさを隠しきれない様子だったが、必死で前を向こうと歯を食いしばっていた。

会見場の仙台弁護士会館は、裁判所から歩いて5分ほど。判決直後から、結果を耳にした支援者らが続々と集まった。一様に足取りは重く、表情は険しい。

70代の原告の女性は、数十秒間机に突っ伏し、起き上がってもうつむいたまま。会見ではマイクを手に取ったが、しばらく沈黙した。「被害者は皆、高齢化している。国に誠意ある対応を求めたい」と、ゆっくり言葉を絞り出した。昨年1月から裁判を続けてきた原告の60代女性の義姉は「もう少し納得できるまで頑張りたい」。

新里宏二弁護団長は「長年声を上げ続けた2人は無念だと思う」と原告の気持ちをおもんぱかった。〔共同〕

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