東北電、火力発電所点検にドローン

2019/5/28 19:08
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東北電力は28日、ドローン(小型無人機)やAI(人工知能)を使って火力発電所の設備点検をするため、日本ユニシスとシステムの共同開発を始めると発表した。実証試験を重ね、設備の不備などを見つける精度を高める。

東北電は事前にルートを設定したカメラ付きのドローンを自動で火力発電所の建屋内で飛ばし、タービンや配管などの設備を点検する。外観や表面温度、臭いなどを検知するセンサーも搭載し、AIを通してデータ分析をする。ドローンに点検作業を全て置き換えるのではなく、補完ツールとして導入する方針だ。

日本ユニシスとのシステム開発では、9月に廃止となる秋田火力発電所3号機(秋田市、出力35万キロワット)でドローンの実証試験を進める。既にある火力発電所や、2023年6月に営業運転を始める上越火力発電所1号機(新潟県上越市、57.2万キロワット)に導入する方針だ。5年後をめどに、生産ラインなどの設備を持つメーカーなどへシステムを外販することも目指している。

火力発電所では、作業員が一日で最大12時間かけて配管などの設備を点検している。生産性の向上が課題となっており、東北電は18年度からドローンによる設備点検の検証作業を進めていた。

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