2019年6月17日(月)

タイビバ、香港飲食大手とタイのスターバックスを共同買収

小売り・外食
東南アジア
アジアBiz
2019/5/27 22:00
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【バンコク=岸本まりみ】タイの飲料最大手タイ・ビバレッジ傘下のシンガポール企業と香港飲食大手のマキシムズ・ケータラーズは共同で、米スターバックスコーヒーからタイ事業を買収する。買収額は非公表だが、地元紙によると160億バーツ(544億円)前後となる見込み。5月末までに買収手続きを完了する。

タイで約370店舗を展開するスターバックスコーヒー(27日、バンコク)

シンガポール企業は、飲料大手のフレイザー・アンド・ニーブ(F&N)。買収は、具体的にはマキシムズ・ケータラーズと、F&N系の投資会社が新たに設立した合弁会社「コーヒーコンセプツ・タイランド」が、タイでスターバックスを展開する「スターバックスコーヒー・タイランド」の発行済み株式を全て取得する。米スターバックスは現在、タイで約370店舗を展開している。

両社は買収を機に、所得の向上で本格的なコーヒーを求める消費者が増えていることを受け、タイで出店を加速する。

合弁の片翼を担うマキシムズ・ケータラーズは、米スターバックスとライセンス契約を結び、これまで香港やマカオ、シンガポールなどで店舗網を拡大させてきた実績を持つ。

タイ・ビバレッジは手薄だったコーヒー部門を強化する。同社の主力は「チャーン(象)」ブランドのビールや、甘い緑茶飲料「オイシ」など。98年にタイ1号店を出店したスターバックスは消費者からの認知度が高い。清涼飲料やビールで他社との競争が激化する中、拡大するコーヒー需要の取り込みを狙う。

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