京葉銀・NTT東・いすみ市 ICTで地域活性化

2019/5/27 20:00
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京葉銀行とNTT東日本千葉事業部、千葉県いすみ市は27日、ICT(情報通信技術)を活用した地域活性化で連携協定を結んだと発表した。京葉銀とNTT東が設立するファンドから出資を受けた「まちづくり会社」がICTサービスを提案し、いすみ市内の農業、漁業や観光など主要産業の生産性を高める狙いだ。京葉銀とNTT東が県内自治体と地域活性化で協定を結ぶのは今回が初めて。

連携協定の締結で握手する京葉銀の熊谷頭取(右)ら(27日、いすみ市)

協定では京葉銀の子会社「京葉銀キャピタル&コンサルティング」とNTT東などが出資して、2019年度中に「地域活性化ファンド」を設立する予定だ。同ファンドから出資を受けた「まちづくり会社」がいすみ市内の農業、漁業、観光など各分野での経営課題をICTを用いて解決する方法を提案し、業務効率化などにつなげる。

京葉銀はICT活用を検討する取引先企業をまちづくり会社に紹介する。NTT東は業務効率化や生産性向上に役立つ最適な解決手法をまちづくり会社を通じて各企業に提案し、いすみ市内でのICT化を推進する。地域で活動するIT(情報技術)人材の育成や移住定住者の創業支援なども想定するほか、設備投資などが発生する場合は京葉銀が資金面での支援も検討する。

京葉銀とNTT東はICTを活用して顧客企業の経営課題を解決することを目的に、今年1月に業務提携を結んでいる。両者にいすみ市を加えた今回の協定をきっかけに、人手不足への対応やコスト削減などの経営課題を抱える民間企業などへのICT普及を加速したい考えだ。

27日の記者会見には京葉銀の熊谷俊行頭取、NTT東の池田敬千葉事業部長、いすみ市の太田洋市長が出席した。ICT活用で業務提携を結ぶ同行とNTT東の枠組みに県内自治体を加えた連携協定について、熊谷頭取は「他の地域での拡大も検討している」と述べ、将来的には県内全域に拡大する意向を示した。

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