赤ちゃんポスト7人を保護 18年度、2番目の少なさ

2019/5/27 18:27
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熊本市は27日、親が育てられない乳幼児を匿名でも受け入れる慈恵病院(同市)の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に、2018年度は7人(うち男児4人、女児3人)が預けられたと発表した。7人は前年度と並び、16年度の5人に次いで過去2番目に少なかった。

熊本市の慈恵病院=共同

熊本市の慈恵病院=共同

07年5月の運用開始以来、預けられた人数は累計で144人となり、08年度の25人をピークに近年は低水準が続いている。市は「預入数の増減はどちらが良いとも言えず、評価するのが難しい」と話している。

年齢の内訳は、生後7日未満の早期新生児が3人、生後7日から1カ月未満の新生児が2人、生後1カ月から1年未満の乳児が2人。親らの居住地別では、近畿と中部が2人ずつ、中国地方が1人、熊本県以外の九州が1人、1人は不明だった。生活苦や望まない妊娠が背景にあるとみられ、7人のうち4人が医療機関などの助けを得ずに自宅出産していた。

熊本市の大西一史市長は「妊娠に関する悩みを抱える人は多い」とした上で、「生まれる子どもの権利と妊娠で悩む人々の双方を救済するため、国の関与や社会制度の構築に向けた取り組みが進むよう国へ働き掛けていく」とコメントした。〔共同〕

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