2019年6月17日(月)

小田急、MaaS基盤開発で日航やJR九州と連携

サービス・食品
2019/5/27 17:44
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小田急電鉄は27日、次世代移動サービス「MaaS(マース)」のアプリ向けのデータ基盤開発で日本航空JR九州と連携すると発表した。データ基盤に日航の航空機の運航情報やJR九州の乗車券の販売状況を追加することで、MaaSアプリで使える機能を増やす。小田急はデータ基盤を他社にも開放し、MaaS市場の拡大を後押しする。

MaaSとは、複数の移動手段を組み合わせて一つのサービスとして提供する仕組み。小田急電鉄はルート検索大手のヴァル研究所(東京・杉並)と共同で、MaaSのアプリを作る際に必要な鉄道の運行情報や地図などのデータ基盤の「MaaS Japan(マース・ジャパン)」を開発している。マース・ジャパンに日航やJR九州、遠州鉄道(浜松市)、ジャパンタクシー(東京・千代田)、ディー・エヌ・エー(DeNA)の情報も追加する。

日航は航空機の運航情報、JR九州は鉄道の運行情報や特急券の販売情報、ジャパンタクシーやDeNAはタクシーの配車システムのデータを提供する。データ基盤をもとにMaaSアプリを開発する。小田急電鉄は今秋にアプリを用いて箱根などで実証実験をする計画だ。データ基盤は他社にも開放する予定。

MaaSアプリ向けのデータ基盤をイチから開発すると多額の費用がかかるとされており、MaaS参入の障壁になっていた。小田急の仕組みを使えば、事業者はシステムの利用料など少額の負担だけで済む利点がある。(長尾里穂)

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