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東芝、AIで脳の「海馬」再現 産業用ロボなど活用へ

東芝と米ジョンズホプキンス大学は27日、脳の機能を小型な人工知能(AI)で再現することに成功したと発表した。脳で空間認知をつかさどる「海馬」の一部機能をチップや制御回路を組み合わせハードウエアで再現した。小型で低電力の装置で高度な情報処理ができるようになるため、インフラ点検などを手掛ける産業用ロボや自動運転の分野への活用が見込まれる。

ジョンズホプキンス大学が持つ脳の神経細胞を忠実に再現する神経回路の設計技術と、東芝の回路実装技術を組み合わせた。ネズミの海馬の空間認知機能の一部を再現するAIを開発し、ほぼ同じ神経細胞の反応が再現できたという。

脳の機能を再現した基板の大きさは、A4サイズの4分の1にあたるA6サイズ。海馬の一部機能をAIハードウエアで模倣・再現したのは世界で初めてという。実用化のメドは未定だが、さらなる研究開発や今後実装にあたって課題を抽出していく。

脳の機能を小型デバイスで再現するAI技術は世界中で開発が進む。東芝と同大によるAI技術が実用化できれば、これまで機械やコンピューターでは実現できなかった高度な情報処理が小型デバイスで実現できるようになる。空間認知の機能を使い、自動運転のほかロボットを活用したインフラ点検や災害時の対策などに利用されることが見込まれる。

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