2019年6月18日(火)

FCAがルノーに統合提案 出資比率50%ずつ

自動車・機械
ヨーロッパ
北米
2019/5/27 15:08 (2019/5/27 15:59更新)
保存
共有
印刷
その他

【パリ=白石透冴】フランス自動車大手ルノーは27日、欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)から経営統合案を受け取ったと発表した。両社の既存株主が50%ずつを保有する持ち株会社をつくることが骨子だ。実現すれば、日仏連合を組む日産自動車三菱自動車も合わせ販売台数は計1500万台を超え世界首位となる。

ルノーはただちに取締役会を開き、検討に入る。同日中に結論は出ないが「前向きに議論が進む」(交渉関係者)見通しだ。ルノー筆頭株主である仏政府も経営統合に合意しているとみられる。日産と三菱自は統合案に含まれない。

統合案によると、FCAとルノーの既存株主が50%ずつを保有する新たな持ち株会社をつくる。同社はオランダに置き、フランス、イタリア、米国で上場させる。

新会社の取締役会は11人とし、社外取締役が過半数を占めると提案している。日産からも1人が就任するとの案だ。雇用に配慮し、統合が実現した場合でも、工場閉鎖などは伴わない。

FCAの発表によると、シナジー(相乗効果)はFCAとルノーで年約50億ユーロ(約6100億円)、日産と三菱に対してだけでみると、年約10億ユーロが見込めるという。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報