2019年6月17日(月)

ドローン違法飛行 一斉摘発 航空法違反容疑で1人逮捕

社会
2019/5/27 10:45
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東京都内の人口密集地でドローン(小型無人機)を無許可で飛行させたとして、警視庁保安課は27日、東京都江戸川区の自称解体工、加賀隆司容疑者(52)を航空法違反容疑で逮捕したと発表した。ドローンの違法飛行を巡り、容疑者を航空法違反容疑で逮捕するのは警視庁で初めて。同様の違法飛行でポーランド人を含む男3人も書類送検した。

加賀容疑者の逮捕容疑は5月9日午後9時55分ごろから、許可を得ず江戸川区の公園でドローンを飛ばした疑い。加賀容疑者は「許可が必要とは分かっていたが、公園では飛ばせると思っていた」と供述している。

「公園で不審なドローンが飛んでいる」という110番を受け、捜査員が加賀容疑者を特定した。同容疑者がドローンの任意提出を拒み、捜査関係書類の自署欄に虚偽の氏名を書くなどしたため証拠隠滅の恐れがあるとして逮捕したという。

書類送検されたのは旅行中に上野公園(東京・台東)でドローンを飛ばしたポーランド人の男(25)や、足立区の住宅街で飛ばした会社員の男(64)ら3人。いずれも容疑を認めている。

足立区の事件ではドローンが障害者施設の敷地内に落下した。男は上空から桜を撮影するため近くの公園からドローンを飛ばし、操縦不能になったとみられる。

機体は縦横約30センチでプロペラの一部が破損していた。けが人はなかったが、同施設は職員や利用者ら約80人が出入りする。男性施設長(46)は「ぶつかれば大けがをしかねなかった」と憤る。

重さ200グラム以上のドローンを空港周辺や人口密集地で飛ばす場合は航空法により、国土交通相の許可が必要。違反した場合は50万円以下の罰金が科される。皇居や首相官邸といった重要施設周辺はドローン規制法でも飛行が禁止されている。

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