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沈没船の不明3人捜索続く 銚子沖衝突、事故調現地へ

千葉県銚子市犬吠埼沖で26日に貨物船同士が衝突し、愛媛県今治市の勝丸海運の貨物船千勝丸(499トン)が沈没して乗組員1人が死亡、3人が行方不明になった事故で、銚子海上保安部は27日にかけて夜通しで不明者の捜索を続けた。

犬吠埼沖で千勝丸と衝突し、茨城県の鹿島港に停泊する貨物船すみほう丸。先端部分が曲がっている(26日午後2時55分)=共同

海保によると、千勝丸の船長は「ドンという衝撃を感じ、船に水が入ってきた」と状況を説明。運輸安全委員会の派遣した船舶事故調査官は原因の調査を始めた。

調査官は午前9時ごろから、茨城県の鹿島港で千勝丸と衝突した広島県呉市の住宝海運の貨物船すみほう丸(499トン)に入り、艦橋や甲板で船体の状態を確認し関係者から話を聴いた。

銚子海保は巡視船からの海上からの捜索に加え、特殊救難隊員らによる潜水での捜索も実施した。救助された千勝丸の藤田拓船長(60)は海保に、衝突後「水に押され海に転落したが、目の前にあった救命いかだに乗り込み助かった」と話したという。

事故は26日未明に千勝丸とすみほう丸が衝突し、千勝丸が犬吠埼の南約11.5キロ沖付近の海底に沈没。同日の船内の捜索では静岡市の矢野彰2等航海士(72)が見つかり、死亡が確認された。

残る不明の3人は、鹿児島県指宿市の上村一文1等航海士(60)、秋田市の瀬野博機関長(69)、今治市の馬越才五1等機関士(67)。すみほう丸は乗組員4人全員が無事だった。

〔共同〕

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