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独社民党、欧州議会選・地方選で敗北 政権に打撃

(更新)

【ベルリン=石川潤】欧州議会で最も多くの議席が割り当てられているドイツで26日、同議会選挙と地方議会選挙があり、国政第2党のドイツ社会民主党(SPD)がいずれも惨敗し、メルケル政権に打撃となりそうだ。SPDはメルケル氏のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と大連立を組むが党勢退潮に歯止めがかからず、連立離脱を求める声が党内で強まりかねない情勢だ。

SPDの欧州議会選での得票率は前回(2014年)より11ポイント以上低い15%程度と過去最低になる見込みだ。20%程度を獲得した緑の党を下回り、第3党に転落する。

さらに26日実施のブレーメン州議会選挙でも大幅に議席を失いそうだ。同州はSPDの牙城で戦後一貫して政権を担ってきたが、同日夜時点(日本時間27日朝)の得票率は24%程度どまりでCDUにリードされている。

SPDのナーレス党首は26日夜にベルリン市内で「手痛い結果で、やるべきことがたくさんある」と語った。すでに党内では党首交代を探る動きも出始めている。大連立政権にとどまれば党の特色を打ち出せずに埋没してしまうとの危機感が一段と高まっている。

メルケル氏のCDU・CSUも欧州議会選の得票率が28%程度で過去最低になる見込みだ。同氏や初めて大規模な選挙戦を率いたクランプカレンバウアー党首の求心力低下も避けられない。

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