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12試合ぶりの一発に好走塁 岡本、巨人を引っ張る

2019/5/26 23:53
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広島の大型連勝を止めるのは一筋縄ではいかなかった。ましてや終盤にヤマ場がやってくる紙一重の展開。巨人・原監督が語る「ギリギリのところでの勝負」で明暗を分けたのは、イチかバチか、ギャンブル的な要素だった。

八回、重信の犠飛で勝ち越しの生還を果たす巨人の岡本(右)=時事

八回、重信の犠飛で勝ち越しの生還を果たす巨人の岡本(右)=時事

八回1死満塁。重信は左中間へ浅めの飛球を打ち上げた。本人が言う「情けない外野フライ」は、犠飛になるには微妙な当たり。それでも三塁走者の岡本は元木・三塁コーチの掛け声で迷わず本塁へ向かった。中堅・野間の返球がわずかに三塁方向へそれたのが幸いし、捕手のタッチを逃れるようにして生還。相手が要求したリプレー検証でも判定は覆らず、決勝点が転がり込んだ。

決して俊足とはいえない岡本の鋭いスライディングもなかなかのものだったが、指示した元木コーチの好判断も光った。スライス気味の打球で野間が動きながら捕球したことで「(本塁への)球の勢いが違う。あそこが(走らせる)限界」と読んだ。同点という状況も考えての決断。「よく走ったし、よく行かせたね」。原監督も思わずほおが緩む好プレーだった。

この日は打順を組み替えて1番に好調の亀井を起用。初回に左翼席に放り込んだ岡本の12試合ぶりの一発には、亀井の安打も絡んでいた。直近2試合でやり込められていたチームに、同一カード3連敗は許されない空気が充満していた。

「大きなことは言えないが、1点差で勝てたことをプラスにしたい」と原監督。終盤に追いついた相手の勢いに押し切られず勝ち越した反発力は、チームに自信を与えそうだ。(渡辺岳史)

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