2019年9月18日(水)

対米緊張のイラン外相「自衛する」 イラクは仲裁の用意

2019/5/26 18:15
保存
共有
印刷
その他

【ドバイ=岐部秀光】イランのザリフ外相は26日、訪問先のバグダッドでイラクのハキム外相と会談した。報道によると、ザリフ氏はハキム氏との共同会見で「イランはいかなる軍事的、経済的な攻撃に対しても自衛する」と主張した。ハキム氏は「イラクは仲裁役を担えるだろう」と述べ、緊張が高まるイランと米国の間で仲裁役を引き受ける姿勢をみせた。

過激派組織「イスラム国」(IS)による破壊から復興途上にあるイラクは米国とイランの双方から支援を受けている。イラクのハルブシ国会議長は25日にバグダッドでザリフ氏と会談後「米国とイランの間の危機解決のため(イラクが)仲裁する用意はある」と述べていた。イラクのアブドルマハディ首相も同日、ザリフ氏と会談した。

7日にはポンペオ米国務長官がイラクを予告なしに訪れ、アブドルマハディ氏らと会談した。バグダッドでは19日、米大使館がある警戒厳重な「グリーンゾーン」という地区にロケット弾が撃ち込まれた。トランプ米大統領は24日、中東に米軍の1500人を派遣すると表明し、緊張が一段と高まっていた。

イランのロウハニ大統領は8日、米国がイラン産原油の全面輸入禁止を世界に求めた制裁強化などに反発し、イラン核合意で定められた義務履行の一部を停止すると表明した。ザリフ氏はイランの立場を説明するためロシア、インドなどを歴訪してきた。16日には日本の安倍晋三首相と都内の首相官邸で会談した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。