ベネズエラ与野党対立、ノルウェーで対話再開へ

2019/5/26 13:14
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【サンパウロ=外山尚之】ノルウェー政府は25日、政情混乱が続くベネズエラの与党と野党が対話を再開すると発表した。ベネズエラでは独裁体制を構築したマドゥロ大統領と暫定大統領への就任を宣言したグアイド国会議長の対立が激化しており、ノルウェーが中立な立場で仲介に名乗りを上げていた。

ベネズエラのマドゥロ大統領(20日、カラカス)=AP

ノルウェー外務省によると、来週にも与野党の代表者がオスロを訪問するという。マドゥロ氏はツイッターで「ベネズエラの平和と安定のための対話を前に進めるためのノルウェー政府の努力に感謝する」と投稿した。一方、グアイド氏は「交渉は(マドゥロ政権による)強奪を終わらせ、政権移行と自由な選挙に導く」とする声明を発表した。

米国の経済制裁で外貨獲得手段を失い、経済面で追い詰められたマドゥロ氏と政権の弾圧で弱体化が進む野党陣営がノルウェー政府の仲介に応じた形で、オスロでの対話は2回目となる。野党陣営が要求する大統領選の実施をマドゥロ政権は拒否しており、事態打開につながるかは不透明な状況だ。

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