2019年6月18日(火)

プロ野球

中軸爆発の広島、首位攻防戦制して10連勝

2019/5/24 23:10
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熱を帯びた首位攻防ではあったが、イニングが進むにつれて際立ったのは広島打線の迫力だった。とりわけ中軸の破壊力では巨人の一枚も二枚も上手。連勝が途切れないチームの勢いが如実に表れた。

8回広島無死、バティスタが左越えにこの試合2本目の本塁打を放つ=共同

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先陣を切ったのが4番の鈴木だった。二回の同点ソロは初球を捉えたもの。直前に巨人・坂本勇の一発で先手を打たれていたが、迷いなく強振してすぐに振り出しに戻した。

3番バティスタは四回に勝ち越し弾を放ち、八回にも左翼席頭上の看板に当てる強烈なライナー。5番西川にも一発が出たとあっては文句のつけようもない。「(流れを)相手に渡すことなく戦えた」と緒方監督。尻すぼみの巨人とは対照的に、広島打線はすごみを増していった。

派手な花火にかき消されがちだが、それだけではない。四回の会沢の適時打は一塁走者の鈴木の二盗が効いていた。七回の追加点は2死三塁から野間のセーフティースクイズによってもたらされた。

足を絡めて相手の隙を突く。状況判断の的確さ、機転を利かせたそつのない野球ができるのも3連覇チームが築き上げてきた強みだ。

投打ともに4月中旬に最下位にいたチームとは思えぬほどの完成度。勝率を五分に戻して始まった連勝は10にまで伸びた。5月に入って15勝3敗1分け。圧倒的な勝率でこのまま後続を引き離し、頭ひとつ抜けてしまいそうな雰囲気が漂ってきた。(渡辺岳史)

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