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ナフサ、3カ月ぶり安値 アジアスポット 定期修理重なる、LPG安も背景

環境エネ・素材
2019/5/24 21:55
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石油化学製品の基礎原料となるナフサ(粗製ガソリン)が安い。アジア地域のスポット価格は足元で1トン520ドル前後と、3カ月ぶりの安値を付けた。原油価格の下落に加え、エチレン生産設備の定期修理が重なっていることが背景。代替原料の液化石油ガス(LPG)の値下がりも下押し材料になっている。

ナフサを分解してエチレンなどの石化製品を作る(大分コンビナートのエチレン生産設備)

ナフサと原油(北海産ブレント)の価格差はトン換算では10~20ドル程度。ナフサが6カ月ぶりに600ドル台にのせた4月下旬には50~60ドルで、需給の緩みを反映して、縮小している。韓国などアジアでエチレンプラントの定期修理が重なり、原料となるナフサの需要が鈍っている。国内では、三菱ケミカルと旭化成が共同運営する岡山県のプラントが22日から約1カ月の定修に入った。

「割安なLPGに需要が移っている」(石化大手)。プロパンのスポット価格が1トン425ドル前後と前月末比15%程度安い。米国でLPGの生産が2010年前後からシェールガスの随伴物として増えている。米エネルギー情報局(EIA)によると、19年2月の生産量は4200万バレルと、前年同月比16%増えた。

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