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中国、内蒙古の地銀を実質国有化

【北京=原田逸策】中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行保険監督管理委員会は24日、内モンゴル自治区の地方銀行、包商銀行の経営を接収したと発表した。接収期間は1年間。「重大な信用リスクが起きたため、預金者とその他の顧客の合法的な権益を守るため」と理由を説明している。

中国人民銀行と中国銀行保険監督管理委員会は内モンゴル自治区の地銀を実質国有化した(北京の人民銀本店=ロイター)

人民銀と銀保監会の官僚らが銀行の経営を担う。接収後も預金は保護される。日々の業務は大手国有銀行の中国建設銀行に委託する。人民銀と銀保監会は経営危機に陥った安邦保険集団も2018年に接収した。

包商銀行は内モンゴル自治区の包頭市に本店がある。包頭は石炭産業の不振で構造不況に陥っており、同行の資産も劣化した可能性がある。

同行の発表によると、2016年の純利益は42億元(約670億円)で16年末の総資産は4315億元だった。経営の健全性を示す16年末の自己資本比率は11.69%だった。同行のホームページでは17年以降の財務諸表は公表していない。

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