2019年6月20日(木)

独協医大、遺体で手術訓練専用室を開設

ヘルスケア
北関東・信越
2019/5/24 20:01
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独協医科大学(栃木県壬生町)は24日、医師が遺体を使って手術のトレーニングを積む専用室を開設した。実際の手術に使う台を4台設置し、電気メスやレントゲン透視装置なども備える。内視鏡など体の負担が少ない手術は、従来の開腹手術に比べてより高度な技術が求められる。専用室では学内外から医師を受け入れ、外科医の技術向上に役立てる。

実際の手術に使う台を設置した(24日、栃木県壬生町の独協医科大学)

独協医大は2008年から遺体による手術訓練をおこなってきた。ただ、学生の解剖実習室を使っていたため、設備が整っていなかった。遺体の安置所を改修した専用室には手術台や器具を整え「実際の現場に近い環境で技術を習得できる」(種市洋教授)という。

同様のトレーニングが可能な施設は国内では15にとどまり、専用室を持つ大学は千葉大学や名古屋市立大学などさらに限られる。技術習得のために海外に出向く医師もいるという。

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