2019年8月20日(火)

春の食品値上げ、物価をじわり押し上げ 4月0.9%

2019/5/24 20:00
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春の食品値上げが物価をじわりと押し上げている。総務省が24日発表した4月の全国消費者物価指数(CPI、2015年=100)は生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.9%上昇し、伸び率は前月から0.1ポイント拡大した。大型連休に伴う外国パック旅行費の高騰に加え、食料品の値上げが上昇に寄与した。この傾向が強まれば、内需の柱である個人消費に響く恐れがある。

生鮮食品を除く食料の上昇率は3月の前年同月比0.8%から4月は0.9%に高まった。調理食品や菓子類、牛乳や中華麺など幅広い食料品が原材料費の上昇で値上がりした。「メーカーが出荷価格を引き上げた品目で上昇が目立つ。春の値上げラッシュの影響が表れている」(SMBC日興証券の宮前耕也氏)

相次ぐ食品値上げは消費者心理を冷やしているおそれがある。値上げの発表が相次いでいた2019年1~3月期の国内総生産(GDP)では、個人消費が前期比0.1%減り2四半期ぶりにマイナスに転じた。大和証券の岩下真理氏は「じわじわと食料品や外食の値上げが進んでいる。今後、消費者が財布のヒモを固くする可能性があり注意が必要だ」と話す。

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