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EUからの豚肉輸入、スペインが初の首位 「イベリコ」で認知度向上

欧州連合(EU)からの豚肉輸入でスペイン産が増勢だ。2018年度の豚肉輸入量で初めてデンマークを抜き、首位になった。人件費など生産コストがEUの中では安いことに加えて、スペインのブランド豚であるイベリコ豚をきっかけにスペイン産豚肉全体の人気が高まっているのが背景だ。

財務省の貿易統計によると18年度のスペイン産豚肉の輸入量は10万9442トン。17年度比0.7%減少。これまで首位だったデンマークは10万3920トンと同7.4%と大きく減ったため首位が入れ替わった。

輸入が減った要因は「19年2月に発効した日欧経済連携協定(EPA)が4月から発効2年目を迎え、再び関税率が下がるため3月の輸入を控える動きが多かった」(食品メーカー)ためだ。

スペイン産が首位に立った背景について「スペインといえばイベリコ豚という印象が強い。おいしさが消費者の間で周知されてきた」(輸入業者)という声が多い。

別の輸入業者は「スペインは人件費がデンマークなどと比べて安く、価格競争力が高い。スーパーや飲食店ではイベリコ豚以外のスペイン産の需要も強い」という。

EUからの輸入量に占めるスペイン産豚肉のシェアは18年度で34.7%と17年度(32.9%)から1.8ポイント増えた。輸入量全体からみてEUのシェアは約34%を占める。

スペイン産豚肉の評価が高まっている。生ハムやベーコンといった豚肉調製品のスペイン産の輸入量も増えている。18年度は1708トンと17年度比で58%増と大きく伸びた。

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