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カバードコール型の投信残高、ピークから7割減

2019/5/28 12:00
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複雑な仕組みの投資信託の残高が減ってきた。その代表格が「カバードコール型」の投信。4月末時点の純資産総額(残高)は1兆円程度と、3.5兆円以上あった2015年のピークから7割ほど減った(図表1)。

カバードコール型は株式や不動産投資信託(REIT)などに投資しながら、オプション取引を活用して運用利回りの上乗せを狙う投信。高い分配金を受け取りたい投資家を中心に人気を集めたが、仕組みが複雑で分かりにくい投信の販売を自粛する金融機関が増えたことなどから下火になっている。

個別のカバードコール型投信を残高の大きい順に並べてみると、上位10本はどれも毎月分配型だった(図表2)。このうち運用通貨を高金利通貨建てに切り替える「通貨選択型」が7本。これらは株式などへの投資に「高金利通貨戦略」と「カバードコール戦略」を加えた手の込んだファンドだ。

首位は三井住友DSアセットマネジメントの「日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)」。日本株への投資に加え、円売り・高金利通貨買いの通貨戦略、さらに株式と通貨を対象に2つのカバードコール戦略を組み合わせている。

このファンドを長期投資にふさわしいかどうかの視点からランク付けした「QUICKファンドスコア」で採点すると、評価は10段階で最低の1が付いた。同じ分類の投信と比べて運用コストが高いうえにリターンが低迷し、元本を取り崩して分配金を出し続けた結果、総合的にスコアが低くなった。2位以下もスコアの低いファンドが多かった。

(QUICK資産運用研究所 西田玲子)

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