2019年6月18日(火)

蘭欧州議会選、中道左派が第1党へ EU懐疑派及ばず

ヨーロッパ
2019/5/24 7:06
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【ブリュッセル=竹内康雄】欧州各地で始まった欧州議会選で、オランダの投票が23日実施された。オランダ公共放送(NPO)の出口調査によると、欧州連合(EU)の欧州委員会のティメルマンス第1副委員長が属する労働党(中道左派)が18%の票を獲得し、トップに躍り出る見通しだ。事前の予想ではEU懐疑派の躍進が見込まれていたが、親EU派が勝利しそうだ。

23日、オランダの欧州議会選の投票が実施された(アムステルダムの投票所)=ロイター

定数751の欧州議会で、オランダ選出分の議席数は26。労働党は5議席を得る見込みという。ルッテ首相率いる自由民主党(中道右派)は15%(4議席)で続く。ほかの親EUの政党も4議席をとる勢いだ。

事前予想では、ポピュリスト(大衆迎合主義)政党の民主主義フォーラムが自由民主党とトップを争っていたが、3議席となりそうだ。

欧州議会選では極右などEU懐疑派の伸長が見込まれていたが、オランダでは親EU派が踏みとどまりそうだ。ロイター通信によると、ティメルマンス氏は出口調査を受け「欧州のほかの社会民主主義政党の追い風になってほしい」と語った。

欧州議会選は26日まで各国で実施される。オランダの開票結果は他国の投票を待って公表されるため、26日深夜(日本時間27日朝)以降に判明する見通しだ。

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