2019年7月17日(水)

大阪都構想 維新と公明、合意へ秒読み

関西
2019/5/23 23:49
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「合意」の結論は25日の協議に持ち越しになった。大阪市を廃止し特別区を設置する「大阪都構想」を巡り、対立してきた大阪維新の会と公明党大阪府本部の幹部が23日、会談に臨んだ。終了後、幹部らは「答えは出ていない」と強調したが、その口ぶりからは2015年以来となる2度目の住民投票に向け、議論が大詰めを迎えていることがうかがわれた。

大阪都構想についての協議を終えて記者の質問に答える大阪維新の会の松井一郎代表(左)と吉村洋文政調会長(23日、大阪市北区)

大阪都構想についての協議を終えて記者の質問に答える公明党大阪府本部の佐藤茂樹代表(23日、大阪市北区)

4月の府知事・市長のダブル選以降で2度目となる会談は23日午後6時から、大阪市内のホテルで行われた。冒頭のみ報道陣に公開され、維新幹部6人、公明幹部5人の計11人が、緊張した面持ちでテーブルを囲んだ。

会談は約1時間で終了した。記者団の前に現れた維新代表の松井一郎・大阪市長は「全ての答えは出ていないが、前回に引き続き建設的な意見交換ができた」と説明。「公明からは色々な提案があったが、直感的には十分クリアできると思っている」と自信を見せた。

公明の佐藤茂樹・府本部代表も記者団に「大都市制度のあり方について具体的にどうしていくかは持ち帰ったが、大阪の改革を前に進めていくことで合意できつつある」と述べた。

公明はこれまで都構想に一貫して反対してきただけに、ダブル選後の方針転換に府議や市議からは困惑の声も出ている。公明は25日午前、府議・市議を集めた会議を開く予定で、佐藤氏は「その場でしっかりと議論して、党内調整をしたい」と語った。

松井氏は「25日はお互いの答えを持ち寄って、了承できればすぐ共同会見をやりたい」と述べ、協議が最終段階にあることを示唆した。

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