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米国・欧州株概況

NY株286ドル安、米中協議の行方に懸念 金利も急低下

北米
2019/5/23 23:37 (2019/5/24 5:47更新)
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【ニューヨーク=宮本岳則】23日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が続落し、前日比286ドル14セント(1.11%)安の2万5490ドル47セントで終えた。米中の貿易交渉が行き詰まるとの懸念や、世界景気の先行きへの不透明感が広がり、投資家は株式や原油などリスク資産に資金を振り向けにくくなった。安全資産とされる米国債が買われ、長期金利は2017年11月以来の水準まで低下した。

米国市場では朝方売り優勢で始まった。中国当局の報道官が「米国が貿易交渉を続けたいなら誤った措置を真摯にただすべきだ」などと述べたと伝わった。トランプ米政権は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置に動いており、米中の対立は深まった。個別銘柄ではファーウェイと関係が深い半導体株が売られた。金利低下による利ざや悪化懸念で銀行株の下げも目立った。

23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、原油先物相場は大幅に続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比3.51ドル(6%)安の1バレル57.91ドルで取引を終えた。原油安でエネルギー株が売られ、株式相場を押し下げた。同日の米債券市場で、米長期金利も一段と低下した。指標である10年物の米国債の利回りが一時2.30%を下回り、17年11月以来、約1年半ぶりの水準まで低下した。

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