2019年6月20日(木)

タイ、4月自動車生産11%増 買い替え需要がけん引

自動車・機械
東南アジア
アジアBiz
2019/5/23 21:31
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【バンコク=岸本まりみ】タイ工業連盟(FTI)は23日、4月の自動車生産台数が前年同月比11%増の15万242台だったと発表した。国内の旺盛な買い替え需要が伸びを支えた。ただ足元では激化する米中貿易戦争がタイの輸出にも影を落とし始めている。2019年の年間生産台数がFTIが示す215万台の予想に届くかは不透明だ。

東南アジア最大級の自動車展示会「バンコク国際モーターショー」(3月、バンコク北部のノンタブリ県)

仕向け地別にみると、国内向けは22%増の7万5073台だった。2ケタ増への回復は3カ月ぶり。3月末から4月初めにかけて開かれた東南アジア最大級の自動車展示会「バンコク国際モーターショー」に伴う販売増を見込み、自動車各社が新型モデルの生産を拡大したことなどが後押しした。

輸出用は3%増の7万5169台だった。中東やオーストラリア向けで回復がみられた。ただ米中対立の激化による世界経済の減速は自動車輸出に影響を及ぼしている。タイ商務省の統計によると1~4月累計の自動車・自動車部品の輸出額は前年同期比3%減った。FTIは「4月の輸出台数は2年ぶりの低水準だった」と言及。19年の予想は据え置いたものの「今後の状況を注視する」とした。

1~4月累計の生産台数は前年同期比6%増の71万1729台だった。

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