トキめき鉄道、運賃平均30%上げへ 社長は引責

2019/5/23 20:00
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第三セクターのえちごトキめき鉄道(新潟県上越市)は23日の取締役会で運賃を平均30%引き上げることを決めた。6月27日に開く株主総会で報告した後、国土交通省に認可を申請する。値上げは認可されれば、2020年4月に実施する。同日会見した嶋津忠裕社長は経営不振の責任を取り、退任すると表明。後任社長を全国から公募する考えを明らかにした。

同社は北陸新幹線の開業に伴いJR2社から並行在来線を引き継ぎ、15年3月に開業。開業後5年間はJRの運賃水準に据え置く方針だった。沿線の人口減に歯止めがかからず、厳しい経営環境が続いていることから値上げに踏み切る。

同日発表した19年3月期決算は、最終損益が7億円の赤字(前の期は5億8400万円の赤字)だった。売上高に相当する営業収益は11%減の36億円だった。観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」の利用者は11%減の5386人だった。

20年3月期の営業収益は横ばいの36億円、最終損益は4億8800万円の赤字を見込む。

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