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五輪チケット締め切り迫る 組織委、早期申し込み促す

2020年東京五輪の観戦チケットの抽選申込期限が28日に迫り、大会組織委員会が販売サイトへのアクセス殺到への備えを進めている。9日の販売開始直後にはサイトがパンクし、組織委がサーバーの増設など対応に追われたばかり。組織委は締め切りに近づくほど混雑の可能性があるとして、早めの申し込みを呼びかけている。

カウントダウン開始

 「お時間に余裕があるときに、早めに申し込み手続きを」。組織委は22日から、サイトで締め切りの告知を開始した。交流サイト(SNS)では「抽選申込の受付は5月28日まで」とメッセージを出し、締め切り日までのカウントダウンを表示している。

組織委がアクセスを分散させようとするのは、販売開始時の苦い経験があるためだ。サイトでの受け付けが始まった9日午前10時以降、アクセスが集中。組織委は「スムーズに行けば10分程度」としていた手続きは、終日滞った。

9日は午後5時までに130万件のアクセスがあり、運良く申し込みの手続きに進めても、本人確認のための電話認証ができないというトラブルが発生し、SNS上で苦情が相次いだ。

ID登録500万人に

大会チケットは総数780万枚。大半をこの抽選販売で売る予定で、国内では前例のない販売規模だ。組織委の担当者は「どうなるか全く読めないなかで準備を進めてきた」と話す。

組織委は初日のトラブル以降、アクセス集中に耐えられるようにサーバーを増強し、電話認証も内部システムを一部変更した。

ただ、サイトにはこれまで1千万件以上のアクセスがある。申し込みのために必要なIDの取得者数は、22日時点で507万人。受け付け開始後からの約2週間で180万人ほどが新規にIDを取得した。

「まだ抽選販売の申し込みをしていない人たちはかなりいる」と組織委の担当者はみており、「締め切りは間もなく。早めに申し込みを」と訴えている。

発表は6月20日

締め切りは28日の午後11時59分。抽選結果は6月20日に発表される。購入手続きは7月2日までで、支払いはVISAカードによるクレジット決済か、コンビニエンスストアでの現金決済となる。複数の種目を申し込んで当選した場合、一部だけを選んで購入することはできず、当選した分の全額を一括して支払う必要がある。

抽選の結果、運悪く全て外れたとしても、今秋には先着順の販売があり、2020年春には、販売サイトや東京都内の販売所で追加販売がある。20年春には、都合が悪くなって観戦できない人がチケットを転売する「リセールサイト」も開設される予定で、チケット購入のチャンスはまだ残っている。

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