2019年6月25日(火)

IOC、ボクシング存続 東京五輪へ特別チーム準備

2019/5/23 8:45 (2019/5/23 9:48更新)
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【ローザンヌ(スイス)=共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は22日、スイスのローザンヌで開いた理事会後に記者会見し、2020年東京五輪の実施競技から除外の可能性もあったボクシングを存続させる方針を発表した。理事会の決定を6月24~26日の総会に諮る。

記者会見するIOCのバッハ会長(22日、ローザンヌ)=ロイター

記者会見するIOCのバッハ会長(22日、ローザンヌ)=ロイター

組織運営や財政、審判に問題を抱えている国際ボクシング協会(AIBA)には、IOC承認団体の資格停止処分を科す見通し。

AIBAの改革を検証した調査委員会の最終報告を受け、選手救済を最優先する判断に至った。別の団体に五輪の準備や運営は委任せず、IOC委員で国際体操連盟(FIG)会長の渡辺守成氏が座長を務める特別作業部会が主導する。バッハ会長は「選手の夢を担保したい」と述べ、プロボクシングの統括団体と連携する考えも示した。

男子8、女子5階級で計286人の出場枠に変更はない。作業部会は6月末までに実施階級を含む予選方式を決定。予選期間は来年1~5月、テスト大会は同4月か5月を見込む。33競技で唯一対象外となっていたチケットの抽選申し込みに向けても大会組織委員会と調整に入る。

AIBAは米財務省から麻薬売買に関わる犯罪者と指摘されたラヒモフ会長(ウズベキスタン)が3月に退任し、ムスタサン副会長(モロッコ)が会長代行に就いて十分に組織改革を進めたと訴えたが、IOCは「満足できる進展には至らなかった」と結論付けた。資格回復の可否は東京五輪後に審査する。

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