英国、今月から「5G」 BT系、インフラにはファーウェイ

2019/5/23 0:55
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【ロンドン=佐竹実】英BTグループ傘下で携帯最大手のEEは22日、次世代通信規格「5G」のサービスを30日から始めると発表した。ロンドンなど6都市から始め、順次拡大する。ただ当面は4Gの「改良版」にとどまり、2022年から本格的な5Gサービスを展開する。中国の華為技術(ファーウェイ)のスマートフォン(スマホ)の採用は見合わせたが、通信インフラには同社製品を一部採用する。

記者会見するEEのマーク・アレラCEO

英国では携帯大手のボーダフォンが7月から5Gサービスを始めると発表しており、EEが先行する。当面は通信速度が4Gの10倍程度の暫定的な5Gになる見通し。速度が4Gの100倍で、低遅延の通信を実現する本格的な5Gインフラの整備は22年以降になる。

5G対応スマホは韓国のサムスン、LG、中国のオッポなどの端末を取りそろえた。当初はファーウェイのスマホも扱う予定だったが、19日に米グーグルが基本ソフト(OS)「アンドロイド」の供給を制限する可能性があることを示唆。米グーグルの関連ソフトが使えなくなる恐れがあることから、見合わせた。

ただ通信インフラでは同社製品を使う。ファーウェイの通信インフラを巡っては、米国が排除するよう各国に呼びかけている。英フィナンシャル・タイムズによると、EEのマーク・アレラ最高経営責任者(CEO)は「ファーウェイの技術でテストをしており、英国政府からも(排除するという)指示はない」と述べた。

ボーダフォンも5Gのインフラでファーウェイ製品を一部使用する。スイスのサンライズは4月に、ファーウェイと共同で5Gを始めた。

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